燻(ふすべ)札入れ
 昨年11月、印傳屋さんの工場見学に出かけた際、

鍵の掛かった展示ケースの中に飾られている、一味違った札入れに目が釘付け!

触らせていただき、そのしなやかさと肌合いのよさに感激。

それは、普段目にしている印傳製品とは、少し違った製法によるもので、

 「燻 (ふすべ・くすべ)」 という技法で作られた製品でした。


     以下は、印傳屋さんの商品説明書より抜粋

鹿革を鎖で強く張り、その不純物を取り除くため、焼きゴテで素早く擦り、

その後、軽石などで擦ります。これを2〜3回繰り返し表面を整えます。

綺麗になった鹿革を「太鼓」と呼ばれる回転する胴の表面に固定し、

土竃で藁を焚き、その煙でふすべます。 

さらに松脂でふすべて自然な色をつけることもします。

ふすべる工程を数回繰り返すことにより、黄褐色から褐色に変化します。

色のつき具合を見ながら太鼓の回転を加減するので、ムラ無くふすべるには手間が掛かり、

熟練の勘が必要とされます。 

煙に包まれながら、ふすべ終るまでに、5〜6時間掛かります。

革に柄を付ける場合は、あらかじめ柄型を糊付けした鹿革を「太鼓」に固定し、

煙でふすべた後で糊を掻き落とすと、型の部分が白く残り模様となります。

「燻」の柄は、小桜、菖蒲、トンボなどと縞柄が主に用いられ、

伝統の味わいを大切に守っています。


私が欲しいと思った品は、完全受注の製品で、注文してから出来上がりまで6ヶ月を

要するというもの。  形と大きさも自由に注文できますが、このショーケースに入っていた

札入れと同じものを作っていただくことにしました。

山梨までやって来た記念の品として・・・^^


待ち遠しかったです、この6ヶ月間が!



しかし、やっと というか、とうとう、、、というか

   
届きました!!!




それが、これです。


燻札入れ 前面

燻札入れ 側面


燻札入れ 内面


     嬉しいな〜〜♪     ルンルンです。

実際の色は もうちょっと茶が濃い感じです。

まだ出来たて〜〜という感じで、燻したにおいが強いです!

もうちょっと 風通しのよい場所に置いたままにしないと、使えないかな〜って・・・

もともとは、札入れなのですが、私は 懐紙ばさみとして使うつもり。


懐紙を入れたら、匂いがうつってしまいそう・・・   早く使いたいんですが。^^;


  この手触り、、、   なんとも言えないいい感じ。

 
    大切に、なが〜〜〜く 使いたいです。



  文様については、また 別の日にご紹介いたします。




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スペシャルですよね〜(@^▽^@)
Posted by: mmli |at: 2013/05/22 4:10 PM
mmli さん、コメントありがとうございます。
ほんと、スペシャルです。 
私が持っているのをご覧になって、ぜひ注文してほしいと仰る男性がいらっしゃいました。
印伝のファンだけど、これは初めて見た!と。
出来上がりました〜というご連絡を入れましたら、岡山から車を飛ばして、すぐに受け取りにいらっしゃいました。
それほど、喜んでいただけて、私もご紹介出来てうれしかったですよ〜。
Posted by: yoko |at: 2013/05/22 9:30 PM









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